穏やかに日々創想 (永岡ともよし別館)

 
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永岡ともよしです。もう昨日(8月25日)のお話ですが、予告した通り父と一緒に映画『パシフィック・リム』を観てきました。率直に書くと、期待していた幅の上限には遠く及ばない作品だったと思います。この映画に関しては普段より長めに言葉を交わして、父も大体同じような印象を抱いたようです。もちろんチケット分は十分に楽しませてもらえましたが、仕方無い部分も含めて最良とは言い難い要素が幾つもありました。

評価を下げる理由の1つめは、余りにも遊びの足りない物語の展開です。最終的な到達点は早くから見えてしまうので、もっとお芝居や設定で起伏を与えて欲しかったと思います。そして第2には巨大な怪獣とロボットの動きが速いばかりで、重々しさが圧倒的に欠けていた点を挙げておきます。もう1つだけ書くと、せっかくの怪獣に観客が覚えて帰るほどの個性が感じられなかったのが残念でした。ただ怪獣を余り魅力的に描くと動物モノの映画に近付いてしまうので、愛着を感じるキャラクターには膨らませ難いでしょうね。

決して悪い映画ではないので、プラスに評価すべき点も書き残しましょう。先ずは怪獣が英語でも「KAIJU」として表示され、作品内で貫かれている点は素直に嬉しかったです。またデザインは日本的とは感じられない巨大ロボットも、搭乗シーンや操縦する場面は幼い頃から親しんできたアニメ・特撮のロボットを思い出させて、作り手の深い愛情が感じられました。さらに忘れていけないのは、ヒロイン・森マコを演じる菊池凛子さん(現在)と芦田愛菜さん(過去)の演技です。私は特に熱心な映画好きではありませんし、TVドラマも殆ど視聴していないので、実は二人をお芝居で見るのは初めてだったのですが、堂々たる活躍ぶりで本当に見事だったと思います。芦田愛菜さんの演技を観て、「天才子役」の凄さが私にも伝わって来ました。
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