穏やかに日々創想 (永岡ともよし別館)

 
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永岡ともよしです。私が好きな舞台のミュージカルには、映像化されて有名になった小説などに基いていたり、映画そのものを原案として活かした作品が数多く生み出されています。そのため舞台版の音楽とは別に、CD1枚分以上の楽曲が既に存在する例が珍しくありません。ALウェバーが作曲を手掛けたミュージカル『サンセット大通り』(英国初演1993年)の場合も、その43年前に公開された同名の米国映画を原形として誕生した作品ですので、映画音楽の方が先行して繰り返し聞かれていた事になりますね。

今年の夏に『サンセット大通り』が日本初演を迎えると発表されてから、名前は知っていたものの映画が未見だった私は早速DVDを借りて鑑賞したのですが、とにかく面白くて圧倒されてしまいました。ビリー・ワイルダー監督の作り出した映像は「あくどさ」を感じさせるほど際どい魅力に溢れていて、屈指の名作と賞賛する意見が多いのも納得の映画です。近日中にミュージカルの海外キャスト盤を入手して聴くつもりなのですが、先ず今夜は映画『サンセット大通り』の音楽で作品に浸ってみるプランを立てました。

1950年に公開された映画の音楽はヒッチコック作品で知られるフランツ・ワックスマンが担当しています。私が今までに聴いた中だと、これもミュージカル化された人気作『レベッカ』では、ワックスマンの書いた楽曲は台詞が不要なくらい饒舌で、音楽を辿るだけでも物語の展開が見えてくるようでした。白黒の画面から離れた音だけの印象で、『サンセット大通り』の世界が何処まで再現されるのか楽しみです。
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