穏やかに日々創想 (永岡ともよし別館)

 
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永岡ともよしです。OSKを応援する気持ちが揺らいでしまわないかと不安ばかりが先行して出掛けた関西遠征でしたが、悪い冗談としか思えない部分を抱えてはいたものの、とても楽しい経験を重ねて帰宅する事が出来ました。やはり旅行は楽しいのですが当面は遠出しての観劇計画は無くて、次回は東京・日本橋の三越劇場に迎える形でOSKの公演(9月15日~18日)に臨む予定です。

今回の南座公演『虹のおどり』前半の日舞では、話題性としては河童(かっぱ)の1人勝ちに終った感じが強いですね。でも他にもOSKの踊りが持つ力強さを発揮させる場面が用意されていて、日本物のショウとしては良作の部類に含めるべきだと思います。第2部(洋舞)は最近の宝塚歌劇で人間として許せない場面や、意欲の欠片も見出せない作品を連発している最低の作・演出家が担当とあって心配しましたが、始まってしまえば許容範囲でした。変な歌の件は意図不明・理解不能と書いて終わりにします。

OSKの売り物であるラインダンスが完全燃焼タイプではなく、キラキラ衣装で踊り倒すような体力勝負の場面が欠けるという指摘を目にしましたし、最初は私も同様の感想を持ちました。でも従来とは違う面を意識して作り出したと考えれば、その狙いは高いレベルで実を結んでいたと思います。ひたすら激しくて、しかも崩れないのがOSKだとイメージが固定化されていただけで、逆に多彩な可能性を示してくれた『虹のおどり』後半だったと評価したいです。草野某は大嫌いですが、今回に関しては全面否定しません。
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