穏やかに日々創想 (永岡ともよし別館)

 
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永岡ともよしです。今日は東京宝塚劇場で星組公演を観てきました。21世紀に入ってからは最初の上演となる有名作品『ノバ・ボサ・ノバ』と、お気楽でお手軽なお芝居の『めぐり会いは再び』の組み合わせです。ここは宝塚歌劇に関して語るブログではないので、特に前半の『ノバボサ』で強く感じたOSKに目指して欲しい方向について書きます。とにかく人数・衣装・音楽・ダンスで観客を圧倒する作品になっていて、或いはOSKにも同じように物量豊富な大作を上演する日が来るよう願うファンがいるかも知れません。

もちろん、それが可能な体制が整っているのにダメだと禁じる気持ちはありませんが、活動目標として据えるのに相応しいとは思えないのです。余りに宝塚歌劇との差別化に固執するのが選択の幅を自ら狭める愚かな姿勢であるのと同時に、宝塚が取り組まない部分に未開拓の市場が眠っていると捉えるのは自然な考え方ではないでしょうか。OSKは10数名程度による公演を、基本的に全員が参加する松竹座や南座公演の一段下などではなく、むしろ多くの公演数を積み重ねて活動の中心とするべきだと思います。

規模の大きくない劇場での公演や、イベントとかテーマパーク形式の催しでのアトラクションとして、レヴュウの様々な要素を備えたOSKの小編成向け作品は、必ず十分な需要を見込めると私は考えます。70人を超える出演者や回り舞台・迫りなど揃っていなくても、華やかなショウを十分に味わえるのは、OSKファンなら数え切れないほど体験している事実ですよね。それならば宝塚歌劇とは異なる言わば非『ノバボサ』的なレヴュウを提供する事こそ、OSKの素晴らしさを認めてもらう上で重視するべきだと考えるのです。星組の東京公演に満足しながら、OSKに狙ってもらいたい空白に想いを巡らせる今日の私なのでした。
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