穏やかに日々創想 (永岡ともよし別館)

 
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永岡ともよしです。22日夜の『サウンド・オブ・ミュージック』に続いて、昨日の夜は東京宝塚劇場で月組の『スカーレット・ピンパーネル』、そして今日は昼間の三越劇場『大岡越前』と珍しい3日連続の観劇となりました。月組『スカピン』は宝塚大劇場でも観ているのですが、男役さんの演じる登場人物としては2番手に当たるショーヴランが龍真咲さんで、この配役では初めてでした。上演後には余り宝塚の作品には慣れていない感じの観客が、「今回が1番楽しめたかも」と話しているのが聞こえて、確かにその通りの公演になっていると思います。挙げようとすれば不満な点は幾つかありますが、宝塚の場合は組内の序列で演じる役柄が制限されてしまうので、慣例を認める限りは止むを得ない面も出て来てしまいますね。

3弾目の『大岡越前』は、加藤剛さんと息子である頼三四郎さんの共演作で、頼さんは脚本作りにも参加している公演です。町奉行職の終わりを迎えた越前と就任して直ぐの若い頃、そして事件に関った一家の祖父と孫という間柄を、2人が1幕・2幕で入れ替わりながら演じる面白い構成でした。頼さんは容貌に声まで本当にお父さんソックリですね。全体を通しての雰囲気は非常に良くて、きっと私好みの味わい深い作品だったろうと思います。えーと何だか妙な感想を書いていますが、実は私の前の席に座っている男性の頭部が邪魔になって舞台中央が殆ど見えず、終盤の山となるお裁きの場面でも、真ん中にいるハズの越前(加藤剛さん)の姿は数秒程度覗いただけでした。何だかラジオドラマみたいでしたね。でも派手さとは無縁ながら、良いお芝居だったに違いありません。三越劇場は前方席の床が平面で、しかも私が小さいので仕方ないのですが、やっぱり勿体無い事をしました。『大岡越前』は作品の評価以前に終了です。
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