穏やかに日々創想 (永岡ともよし別館)

 
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永岡ともよしです。今日は6月に入ってから最初の観劇として、三越劇場の劇団新派特別公演(2本立て)に出掛けて来ました。私の周囲に座った観客の質が低くて憤慨したものの、舞台は楽しかったです。

三越劇場 劇団新派 『深川の鈴/国定忠治』 2016年6月15日(水) 11時30分開演
 出演:波乃久里子、市川月乃助、笠原章、伊吹吾郎、伊藤みどり、立松昭二、児玉真二 ほか

六月新派三越『深川の鈴』は細かな感情の動きを読み取るお芝居なので、演じる側にも消化しきれていない部分が残っていたでしょうし、それ以前に観客が分かり易い物語の起伏ばかり求めているため、劇場全体で作品を味わう段階でなかったのは残念でした。一方の『国定忠治』はお馴染みの名場面を当然欠かさずに、適度な緊張感と緩さ加減まで兼ね備えて、こちらで客席が大いに沸いたのは自然な反応だったでしょうね。

忠治を長年の持ち役にしている笠原さんが、この公演では川田屋惣次の役で客演して、新派固有の演目ではない作品に主演する月乃助さんに力を貸す懐の深さと、器の小さい極悪人役の伊吹さんは従来演じて来た役柄との落差が大きいだけに、何をやっても観客には受けている印象でした。新派のメンバーでは今さら私が語る必要も無いでしょうが、伊藤さん・立松さんの上手さに改めて感心しましたし、個人的に注目している児玉さんが2作品とも活躍してくれて、これから出演する舞台が益々楽しみになりました。
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