2008/05/30 (Fri) 20:07
6月1日からスタート−このマークを御存知ですか?

           tyoukaku_2.gif

こんばんは、永岡ともよしです。私には珍しく明日の土曜日はお休みなので、これから普段より遅くまでブログ活動を続けようと楽しみにしています。遅いといっても日付の変わる頃には眠りますので、皆さんのようには夜更かしは出来ません。睡眠タップリ、健康最優先で元気一杯に活動中です。

さて6月1日から道路交通の法律が改正されて、クルマに関する様々な変化が現実になります。話題として多く取上げられているのは、後部座席でのシートベルト着用の義務化でしょうか。当面罰則は高速道路だけだそうですが、あくまで周知期間としての措置と考えて、乗車したら着用は当然の行動だと習慣付けておきましょうね。

もう1つ、私が大変に重要だと思うのが、冒頭に表示した新しいマークの登場です。これを車両の前後に付けないと4000円の罰金が科される運転手さんが、6月1日以降誕生する事になります。この蝶(ちょう)であり、耳のようにも見えるマークの付いた車両を運転するのは、全く聴こえない方を含めた聴覚に障害を持つ皆さんです。

本当に恥ずかしいのですが、実は今回の改正が報道されるまで、私は聴力が普通免許取得の条件になっていると知りませんでした。6月からは取得が可能になりますので、従来よりも生活のパターンが増えて、週末のお買い物や小旅行など選択の幅が広がりますね。蝶のマークを日常的に見かけるようになるのも近いでしょう。

近年はクルマ離れが進んでいて、特に都市部に生活する若年層にとっては、自動車の情報は興味の中心から遥か遠くに追いやられています。手短に言えば、都会に暮らす若い人がクルマに夢中なんて話は、正直全く見聞きしないのです。人口減が始まった上に、自動車に関心を持つ青少年が殆どいないのですから、産業規模の急激な縮小は目の前に迫っています。

ちょっと斜めからの見方になりますが、この時期に聴覚障害が普通免許取得に関して問題でなくなったのは、少しでも自動車の売り上げを保ちたい業界の意思も感じられます。法改正が切欠で免許取得に挑戦する人が果たして何人現れるのか、私には推計さえ出来ませんが、仮に数万人規模でも自動車産業には希望の光なのかも知れませんね。

後半は無駄話ばかり書いてしまいましたが、路面電車が見直されるなど市街地での公共交通機関回帰が大きく進展しつつある一方で、生活の足としてクルマが必需品になってしまった地域も多く取り残されていきます。「今更自動車なんて格好悪い」などと言ったら買い物も出来ないのです。今回の法改正が、少しでも普通免許の有効な活用に直結する事を願っています。

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2008/05/28 (Wed) 14:20
役柄を変化させる事の難しさ−「水戸黄門」を例に

こんにちは、永岡ともよしです。最初にお断りしておきます。今回の記事は例としてTVシリーズ「水戸黄門」を取上げていますが、管理人は番組の熱心なファンではありませんし、詳しい情報も持っておりませんので、深い考察をお求めの方は専門的なサイトへの訪問を推奨します。先日の「ドラえもん」と同じで、あくまでお話を分かり易くする為の例だと御理解下さい。


上のグラフは私が about me で設定した質問に対する回答を表示しています。東野英治郎さんを挙げる声が強く、後継の西村晃さんと併せれば圧倒的多数を占めていますね。月形龍之介さん支持の意見が何人か寄せられていますが、映画での黄門役に加えて、東野さん版に先立ってTBS系でのTVシリーズにも主演していたのですから、当然の数字かも知れません。

私にとって意外だったのは、佐野浅夫さんの不人気振りです。2人の先輩とは俳優として持ち味が違う佐野さんの起用が不発に終わり、それとテレビ定常枠での時代劇人気の凋落が重なって、完全な主役タイプの俳優さんである石坂浩二→里見浩太朗への路線変更に繋がったのでしょう。本当なら橋爪功さんの黄門様など観てみたいですけどね。

そろそろ本筋に入りましょう。何故「水戸黄門」ファンでもない私が、こんな質問を思いついたかというと、実は本館用に声優・森功至さんの記事を書こうと準備している途中で、ある事に気付いたからでした。若い頃「かっこいい」主役だった人が、年齢を重ねて脇役で重要な位置を占めていくのは難しいという事実です。

科学忍者隊ガッチャマン VOL.1科学忍者隊
ガッチャマン
VOL.1

(2000/05/20)
森功至
佐々木功 他

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黄門様は本来の主役キャラではありませんよね。もっと若くて活動的な世代が前面に立って、それを影から支える立場が相応しい位置だと思います。従って、脇役路線で評価されてきた俳優さんが演じてこそ、「脇主役」の黄門様は光りを放つのです。佐野さんが支持を得られないのは、秘めた恐さや凄みに欠ける印象を視聴者が拭い去れないからでしょうか。

森功至(もり・かつじ)さんは、現在のようにアニメが大量生産される前の時代に、幾つもの歴史的作品で正統的な主役を演じていました。最近久々にアニメの主役に復帰しましたが、ずっと情報番組等のナレーター中心で、演技を聴く機会は殆ど無くなっていたのです。2枚目が中高年の脇役に移行して成功するのは、アニメ声優さんの世界でもゼロに近いと言えます。

映画やテレビドラマの俳優さん、アニメの声優さんなど分野を問わずに、年齢と共に立ち位置を移して成功を収めた例を御存知の方があれば、是非コメントの形でお知らせ下さい。お前が知らないだけだという御指摘も大歓迎しますので、積極的な投稿をお待ちしています。因みに森さんの声優記事は未掲載ですので、本館まで探しに行かないで下さいね。それではまた。

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2008/05/27 (Tue) 14:32
今回は狭い範囲を対象に宝塚関連記事を

こんにちは、永岡ともよしです。現在宝塚大劇場では、真飛聖(まとぶ・せい)さんが新しい男役トップスターに就任した花組が、6月16日まで公演中です。ショウ『Red Hot Sea』(作・演出:草野旦)と共に上演されているのは、英国の作家 ローズマリ・サトクリフの小説を原作にしたお芝居の『愛と死のアラビア』です。こちらの脚本・演出は、谷正純さんが担当しています。

昨年発売された日本版です
血と砂 上―愛と死のアラビア (1)血と砂
愛と死のアラビア 上

(2007/03)
ローズマリ・サトクリフ

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    (原作は上下2巻構成になっています)

エジプトに遠征して捕虜となり、イスラムに改宗してオスマン帝国に重用された元英国兵 トマス・キースの物語です。彼の運命を詳細に記述してしまったら、所謂ネタバレの極致なので、今回は補足的な説明だけに止めておきます。もう舞台の情報も大量に出回っているでしょうから、未見の方に少しでも参考になれば幸いです。

1920年に生まれ、92年に没したサトクリフにとっては、原版が87年に発売された『血と砂』は後期の作品になります。この『血と砂』など一部の例外を除いて、主に少年向けに数多くの歴史小説を残している作家さんです。今世紀に入ってから日本でも著作が翻訳出版されているので、比較的簡単に他の作品も入手可能な状況ではないかと思います。

小説の時代設定である19世紀初めは、ナポレオン率いるフランスが欧州及び周辺に覇を唱え、また『愛と死のアラビア』にも登場するムハンマド・アリが、エジプトに近代的な半独立国を打ち立てて、現代エジプトの基礎を構築した時期です。丁度その地域を舞台に、イスラムの戦士となったスコットランド出身のトマス・キースは、波乱の数年間を駆け抜けていきます。

英国人で砂漠ならば、映画になった「アラビアのロレンス」を思い出す人も多いでしょうが、これは1世紀も前の時代を描いたお話です。兵士としての力量に優れ、しかも容姿に恵まれたキースは、宝塚歌劇の主役にピッタリですね。東京公演(7月11日〜8月17日)で、アラブの戦士を演じる真飛さんに出会うのが、益々楽しみになってきました。観劇後の感想は、また何処かに掲載します。

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2008/05/25 (Sun) 01:08
コメントでの交流にも刺激は必要です(多分)

皆さん如何お過ごしですか、永岡ともよしです。最近公開した本館の「声優話・真殿さん編」、別館の「裁判員」「冷蔵庫」には、私の予想を遥かに上回る数のコメントが寄せられました。投稿して下さった方々に改めて感謝します。お返事が遅くなってしまう事も多いのですが、平日に休んで土日に出勤、しかも泊まりアリの変則的勤務をしているもので、時差が生じてしまう点は御容赦願います。

ブログによっては、まるで毎日の挨拶を交わすように、新しい記事が掲載される度に一定数のコメントが集まって来るみたいですが、私のところは全くそんな安定した傾向は無くて、1つの記事を公開してから2日間に250人くらい訪問者さんがいても、コメント数=0、なんて事も珍しくありません。あくまでも書き込みたくなる題材を取上げている時だけのコメント投稿のようです。

その理由の主な部分は(つまらない記事が多いのを除けば)私の行動パターンにあって、更新される毎にチェックしているお気に入りのブログでも、挨拶代わりのコメントは投稿する事が殆どありません。こちらから書かないのですから、そのお返しにコメントが寄せられる事も自然と少ない訳ですよね。もっとも挨拶コメントは、頂戴しても掲載しないので投稿しないようにお願いします。

「裁判員」の記事みたいな特殊な例は別にして、投稿者さんが何度もコメントして下さっている常連さんだと、大体どんな調子で書かれているか、その予想が大きく外れたりしないと思います。きっとお邪魔して投稿する側の私に関しても、皆さんは同じように考えておいでではないかと想像します。いつもの人ばかりだと、少し刺激が不足していると感じるのは、贅沢過ぎるでしょうか。

自分の書いた記事に意見を寄せてもらえるのは在り難いですし、誰がコメントしてくれるかなんて、私が決められる事ではありません。挑発的な題材を選び、読み手に喧嘩を売るなんて愚かな行為は選択の対象外なので、スリルを得る為の残る手段は、未知のブログへの飛び込みコメントではないかと思います。慎重派の皆さんには驚きでしょうが、私は初めて読んだブログにも投稿しています。

確率は高くありませんが、初めてのブログを訪ねてみると、どうしてもコメントせずに終われない記事に出会う機会があります。書き込んでから返事を楽しみにしていると、完全に無視されたり気の抜けたような答えしか返してもらえず、落胆する事も少なくないですけどね。それでも私の意見を正面から受け止めた返事が書かれていると、テーマの面白さ以上の満足感が得られます。

元の記事→私のコメント→管理人さんのお返事、と進む過程で手応えを感じれば、そこには知的な興奮が生まれます。ブログの活動を続ける上で、コメントを介して伝わる刺激も、他に代わりの見つけられない喜びになっています。「求めるよりも与えよ」との御指摘が聞こえて来るようですが、蓄えの少ない私永岡ですので、その辺りは広い心で見守って下さいませ。

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2008/05/23 (Fri) 10:42
新・知美日記(10):冷蔵庫まだまだ健在です

こんにちは、永岡ともよしです。皆さんのお宅で一番古い電気製品は何ですか? 私が使っている中では、やっぱり冷蔵庫が最古参だと思います。消費電力とか環境への配慮も考えなくてはいけませんが、とりあえず今日は脇に置いておく事にして、私が生まれる前からお付き合いのある冷蔵庫のお話です。感動的なエピソードなど何処にも無いので、期待せずに読んで下さい。

私の両親が結婚して暮らし始めた頃は、小ぶりな冷蔵庫が1つあるだけだったので、最初の子供(私の事です)が生まれると分かって、大きな物に買い換える代わりに、もう1台小さめを買い足す事にしました。そうして我が家にやって来た2台目の冷蔵庫は、やがて大型の新入りに主役の座を譲って、子供たち中心に飲み物を冷やしておくのに使われるようになりました。

3年前の秋に1人暮らしを始めた時、私は貯金と一部は親からの援助でテレビとか様々購入したのですが、冷蔵庫だけは買わずに実家から持って来ました。幼い頃に泣きながら家に帰ってから、中学生になって登校せずに塞ぎ込んでいた時も、いつも何度も扉を開けては閉めていた冷蔵庫には、沢山の記憶が収めてあるような気がして離れられませんでした。

私は結構1つのモノに執着するみたいで、紅茶を飲むためのカップや食器にも、小さい頃から使い続けている物が幾つもあります。下敷きも小学生以来の愛用品ですし、消しゴムだって買い換えていません。ん? これは私が真面目に勉強していないと白状してしまっただけですね。でも壊れてもいないのに、私は馴染んだ品物を絶対に棄てられません。

これは単なる私だけの信念なのですが、道具類を大事にしない人には、他人に優しくなど出来るハズがないと思っています。使い辛かったり、意図した通りに動かない事はあっても、道具は言い返したりしませんよね。そんな従順なモノに対して乱暴な接し方しかしないのなら、各自が意思を持って行動する人間相手には、不満を募らせるだけで終わると私は信じています。

陶器・ガラスやプラスチック製品は、黙っていれば私が寿命を終えても姿を変えずに残りますよね。だから大切に扱えば文字通りの一生ものです。私が生まれるのに合わせて家に来た冷蔵庫は、電気製品だけに、やがて機能が停止する日が訪れるでしょう。でも、その時にはプラグを抜いて収納庫として使います。ずっと一緒だと私は決めているのです。

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2008/05/22 (Thu) 10:19
今日の記事は(いつにも増して)硬いです

御機嫌如何ですか、永岡ともよしです。本当に実現するのか怪しい気もしますが、いよいよ一般国民参加の裁判員制度が1年後にスタートします。これに絡めて今回は普段から硬い私のブログなのに、更に硬度が数倍増になりますので、軽くなきゃ×という方は此処までで退出をお願いします。でも全員に関わる問題なので、1分でも考えてもらえれば私は嬉しいです。

私を含めて、このブログに出入りしている人の9割以上は、衆議院議員選挙の有権者だと思いますので、殆どが裁判員に選ばれる可能性があると考えられます。中高生さんでも、家族が選ばれたら無関係ではありませんよね。単純に抽選方式のようですから、制度が永く運用されるのであれば、知人や身内に1人は経験すると思っていた方が間違いないと言えるでしょう。

参加に対しては消極的な意見が多いようですが、私は頼んででも加わりたいと思っています。現行の法律や司法制度を認めている以上は、いま下されようとしている判決も、実は私たちが「それで良し」と判断しているのと同じなのではないでしょうか。それならば、代理人である職業裁判官だけに任せるのではなく、私自身の意見を主張して責任を果たしたいと考えます。

裁判員制度が適用されるのは、一定以上の重大な刑事事件に限られます。身代金目的の誘拐や傷害致死、殺人などの罪が問われる裁判ばかりです。そうであれば、改めて「死刑」についても自分自身の捉え方を見つめ直す必要があると思いますので、次に私の考えを述べておきます。批判は歓迎しますので、分かり易く節度を保った表現でコメント投稿して下さい。

先ずは結論を。私は死刑に反対です。理由は簡単で、死刑を認めるという事は、所定の手続きに従って処理されるのであれば、自分が殺害される事を許します、と宣言している事に他ならないからです。自分ではなく、親しい誰か(家族や友人)に置き換えてみても同じですね。幾ら正式な段取りを踏んだとしても、自分や身近な誰かを殺しても構わないなんて、私は絶対に言いたくありません。

こんな風に展開していくと必ず出てくるのが、「遺族の気持ちを考えろ」という論調です。もし家族の命を奪われたら、私も相手を呪い恨み続けるでしょう。でも肝心な点を皆さん忘れていませんか。遺族の存在が罪の重さに直結するのなら、身寄りの無い人の生命は大家族の一員より軽いのでしょうか。それでは、「ホームレスなら暴行しても可」と言うのと同じでしょう。

少子化が進んで、しかも未婚率が高くなっているのですから、祖父母や両親が去った頃には、姉妹兄弟は無く、従姉妹・従兄弟さえいない、会った事さえ無い遠い親戚がいるだけの人が、今後は大量に出てくるでしょう。泣き叫ぶハズの遺族など、最初から何処にもいない人が、社会のあらゆる層に存在する時代になりつつあるのです。合理的な判断材料には出来ませんよね。

最後まで読んで下さった皆さんに、心から感謝します。次回は軽い内容の記事にしたいと思っていますが、何しろ書いている本人がガチガチに硬い人間ですので、隠そうとしても地は覗いてしまうものです。いつか美味しそうな夕食の写真でも載せられる日が来るのを夢に見つつ、今回の自分史上最硬記事を仕舞っておきましょう。お付き合いありがとうございました。

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2008/05/20 (Tue) 13:22
映画 『マイ・フェア・レディ』を正しく楽しみましょう

こんにちは、永岡ともよしです。本題とは無関係に私の失敗談から始めます。先日のお休みに新しい剃刀を使って顔剃りしてみました。綿毛みたいに伸び放題の人もいますが、私はちゃんと手入れを欠かさないように注意しています。良く剃れて快調なんて喜んでいると、いつの間にか肌の感覚が怪しくなって、気が付けば剃刀に血が! リアルライフで私を知っている人は、何か変だと思っても優しくスルーして下さるようにお願いします。

さて今回の記事では、数多いミュージカルの中で映画版も成功した事で知名度の高い『マイ・フェア・レディ』について、少し偉そうに語ってみようと考えています。これだけの有名作であり、しかも当時を知る人が相当な比率で残っている1960年代の映画化にも関わらず、間違いや勘違いの類が広まっているらしいので、その歯止めに繋がる事を願って、このブログを活用してみましょう。

1938年日本劇場未公開作品だそうです
Pygmalionピグマリオン
(2004/11/25)
レスリー・ハワード
ウェンディ・ヒラー 他

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英国の作家バーナード・ショウによる戯曲『ピグマリオン』は、20世紀の初めに舞台で初演されて以降、多くの作品の基礎を担って来ました。第2次大戦前にはL・ハワードがヒギンズを演じて映画化された他、戦後には幾つもの戯曲や小説と同じように、ミュージカルに姿を変えて演劇・映画ファンの前に登場する事となりました。

映画の全米公開は1964年でした
マイ・フェア・レディ スペシャル・エディションマイ・フェア・レディ
スペシャル・エディション

(2006/09/08)
オードリー・ヘップバーン
レックス・ハリソン 他

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今回は映画の内容紹介が目的ではないので、詳しい御案内は省略します。DVDは手軽に入手可能ですし、TVでも繰り返し放送されているので、どなたでも気軽に楽しめる身近な名作映画です。ただし本編の時間が長いので、ゆとりを持って途中に休憩でも入れながら鑑賞して下さい。では早速問題の間違いチェックに移りましょう。

(1)ミュージカルの楽曲を書いたのはアンドレ・プレヴィン
脚本と作詞を手掛けたアラン・ジェイ・ラーナー、作曲はフレデリック・ロウの名コンビが実際の作者です。ハマースタインとロジャース程には多くの作品は残っていませんが、『ブリガドゥーン』や『キャメロット』などのタイトルは、ミュージカル志向の映画ファンには知られていると思います。因みにプレヴィン氏は映画の音楽監督で、それが間違いを生む原因になったのでしょうね。

(2)オードリーの歌を吹き替えたのはジュリー・アンドルース
これも原因は簡単です。1956年初演のブロードウェイ版でヒロイン・イライザを演じて、大成功を収めたのがジュリーさんだからですね。実際に映画で吹き替えを担当したのはマーニ・ニクソンだと明らかになっています。この方は、『王様と私』『ウェストサイド物語』でもデボラ・カー、ナタリー・ウッドの歌を肩代わりしていて、ハリウッド最高の見えないミュージカルスターだったのです。

『マイ・フェア・レディ』に関しては、日本版を観劇した思い出や、何本もの往年の作品を結び付ける因縁話など、書きたい事柄が沢山残っているのですが、目的に反するだけでなく長くなってしまうので、今日のところは2つの間違いをお知らせして仕舞っておきます。もし私が持ち前の忘却力を発揮しなければ、また別の機会に続きのお話を始める事にしましょう。

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2008/05/19 (Mon) 08:59
アクセス数は気になりますか?(4)

こんにちは、永岡ともよしです。最近は「お休み」の案内掲示を止めているのですが、それに該当する17日から18日にかけての間に、当ブログのアクセス数が5000を突破しました。記事の更新と訪問を両立するのは難しいので、皆さんには不満の募る活動内容になってしまうでしょうが、無理を続けても得るものは少ないと思いますので、こんな調子の永岡とお付き合い下さるようにお願いします。

さて1ヶ月ぶりの「アクセス数記事」ですが、冒頭の区切り報告に続いては本館の数字に関連してのお話を書きます。私が普段から何も考えていない事が如実に示されて恥ずかしいのですが、これだけ数字が変動する証拠として有効だと判断して、掲載する事にしました。

   15→12→6→11→50→26→17→44→34→16 

上の数字はブログ本館の5月9日から18日まで10日間の訪問者数です。以前からの読者さんなら人数の少なさに驚いたかも知れません。100人前後は当たり前の時期もあったのですが、表示トラブルで「穏やかに日々創想」をコチラに移し、あし@を外してからは更新の有無に関係なく、大体十数人のお客さんをお迎えしている状況なのです。

赤字で表示したのは記事を更新した日ですが、それに合わせてアクセスが増えただけでは、今回の記事にはなりません。最初の赤日=13日に公開したのは、現在放送中のアニメ『マクロスF』に登場する作品上の歌姫、シェリル・ノームのCD発売に関連した記事でした。その記事を載せたら急に訪問者が増えたので、実は私は失敗したと思いました。

せっかく読みに来てもらっても、シェリルや番組の情報を入手するには余りにも中身の薄いお手軽記事なのが気掛かりで、3日後に仕事から戻ってから部分的にですが手直しして再公開しました。もちろん旧記事に加筆したと明示した上での公開です。それが16日の夜7時台だったにも関わらず、4時間余りで40近いアクセス数に達したのでした。

この女性がシェリル・ノーム(歌:中林芽依)さんです
ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don't be lateダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don't be late

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私のブログへの来訪者は9割以上が「あし@」経由の皆さんです。そんな事情もあって、従来アクセスの数字を話題にする場合は、「あし@」の活用法に触れる内容になっていました。正直なところ、どんな記事を書けば多くの方々に立ち寄ってもらえるかという視点は、殆ど持っていなかったのです。そんな私のブログでも、注目度の高いアニメと番組から生まれた歌姫の記事を掲載する事で、通常の3倍以上のアクセス数を簡単に記録してしまいました。

何しろ内容の薄い記事だったもので、どなたもコメントを残して下さいませんでした。足跡を辿る事も出来ないので今後の交流には直結しませんが、とにかく取り立ててアクセス対策も考慮していない私の本館でさえも、普段に比べて大きな数字が残りました。もっと読ませる記事を書く力を持った皆さんのブログなら、主題の選択だけで黙っていても訪問者は集まると断言しておきましょう!

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2008/05/17 (Sat) 00:01
私の趣味の原典−さっき思い出した事

御機嫌如何ですか、永岡ともよしです。事前に別に書くつもりの題材があったのですが、更新される毎に私が必ずお邪魔しているブログ「sakebara」で読書に言及した記事を読んで、ある大切な事を思い出したので、自分の中で予定を変更して、その事柄について書いてみる事にします。「sakebara」の管理人であるキクチさんに、この場を使って御礼の気持ちを伝えておきます。

私にかなり明確に懐古趣味があるのは、このブログを読んで下さっている方ならお気付きの事と思います。その出発点が何処にあったのか、自分でも確かな記憶が探せないでいたのですが、先述の記事を切欠に小学生時代の読書歴を回顧していたら、様々な本のタイトルが思い出されて来ました。読書以前に古い音楽が好きだったような気がしますが、それが表面化するのは大人になってからなので、やはり基礎を作ったのは読書体験だと言えそうです。

私が最初に思い出したのは古典的推理小説でした。フィルポッツの『赤毛のレドメイン家』やルルーの『黄色い部屋の謎』などが懐かしいタイトルです。ドルリー・レーンのシリーズも何作か読みましたね。もちろんホームズの活躍も読んでいたのですが、私は夢中になるまでは熱が入らなかったようです。それよりも海外SF、特に(やはり)古い作品への関心が募っていきました。

そんな私にとっての最良のガイドブックとなった、こんな本があったのも、つい先ほど思い出した事柄の1つです。

SF英雄群像―スペース・オペラへの招待 (ハヤカワ文庫 JA 119)SF英雄群像―スペース・オペラへの招待
(ハヤカワ文庫 JA 119)

(2000)
野田 昌宏

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私が読んだのは、もっと以前に出版されたものでしたが、書かれたのは更に何年も遡るようなので、既にこの著作自体が古典の領域に入っていたのでしょう。『スターウォーズ』によって再認識された宇宙冒険活劇が、活字分野で全盛を極めていた時代までのSF系読み物を紹介した本です。

著者である野田昌宏さんはテレビ番組の制作者としても活躍された方で、手掛けた番組の1つである「ポンキッキ」のガチャピンそっくりな写真を拝見した記憶があります。もう70歳代半ばだとおもいますが、お元気なのでしょうか。野田さんがSFや宇宙に関する啓蒙活動に果たした役割は大きく、大元帥の業績は繰り返し賞賛されるべきではないか、私は今そう考えています。

そんなアレコレに想いを巡らせていたら、もっと大元の基礎の基本を思い出しました。「少年探偵団」のシリーズです。小林君たち少年探偵団や明智小五郎と、変装の名人・怪人二十面相の手に汗握る対決の数々は、紛れも無く私の読書歴に於ける原典作品でした。可愛いメルヘンなんて読んでいなくて、戦後の未だ暗闇の多い東京の夜が、幼い私にとっての幻想空間だったのです。

怪人二十面相 (少年探偵)怪人二十面相 (少年探偵)
(2005/02)
江戸川 乱歩

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これに気付くと、何故自分が生まれてもいない時代に書かれた、昭和の色濃い歌謡曲に惹かれるのか、古典的なヒーローやヒロインを支持したくなるのか、その理由が良く分かってきました。何だか頭の中がスッキリした感じですね。私は単純に少年探偵団の活躍を応援するだけでなく、彼らの息づく時代の風景や雰囲気にも憧れていたのでしょう。

今回の記事を締め括るにあたって、自分の精神的な歴史を辿る切欠を与えて下さったキクチさんに改めて感謝します。「sakebara」の記事を読まなければ、私のレトロ好きが何処に出発点を持つのか、それを考える機会さえ無かった事でしょう。読んだ本の積み重ねが自分の歴史であり、それを振り返る事で原典に出会う結果に至りました。本当にありがとうございます。

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2008/05/15 (Thu) 00:29
新・知美日記(9):睡眠時間延長

皆さん如何お過ごしですか、永岡ともよしです。東京は13・14と2日間肌寒くて、私は電気ストーブを使ってしまいました。今日15日からは気温も20度台に回復するようですが、改めて春は冬の名残も色濃いのだと痛感しています。体調を崩さない為に、普段以上に睡眠時間を確保して下さいね。最近の私は睡眠タップリにして、身体の管理に注意しています。

5月上旬に連休を取って完全オフラインで過ごした際には、夜11時には横になり翌朝8時過ぎまで寝ていました。それで気になっていた部分が復調したので、いつもの生活に戻っても時間配分を変えようと決意したのでした。起床予定時刻の7時間前には布団に入って、ブログ・アニメ・読書・音楽など全て忘れて心身を休ませています。

それまでに比べて1時間から1時間半は活動時間が減ったので、当然ブログに割く分も抑える事になります。自分で記事を書いて、それから様々なブログを訪問していると、申し訳ないのですがコメント投稿まで時間が回りません。付き合いの悪くなった永岡ですが、自分の健康管理も大切なので、お世話になっている管理人の皆さん、どうぞお許し下さい。

ここからは予告です。先日知人に薦められてアニメの『図書館戦争』を第1話だけ観てみました。無理やりな設定ですが確かに面白かったので、録画してある続きを借りて楽しめたら、本館で作品を紹介したいと思います。

図書館戦争 【初回限定生産版】 第一巻図書館戦争 【初回限定生産版】 第一巻
(2008/08/06)
井上麻里奈、前野智昭 他

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『図書館戦争』には原作小説やコミックス版もあるそうなので、読む機会があったら本の感想もコチラ別館で掲載するかも知れません。とりあえず、今回は予告だけで失礼します。

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2008/05/13 (Tue) 16:31
記憶は平気で嘘をつく(ドラえもんを例に私の話です)

こんにちは、永岡ともよしです。この記事は本館と別館、どちらで掲載しようか少し考えましたが、アニメ部分は主題ではないので、コチラでの公開に決めました。人間の記憶が如何に当てにならず、嘘つきかというお話です。例として取上げるのは『ドラえもん』のTVシリーズですが、でも大山のぶ代さんや水田わさびさんが主演している現行・テレビ朝日版ではありませんよ。

熱烈な「ドラえもん」ファンや尋常でなく詳しいアニメ通なら御存知でしょうが、最初に映像化されたシリーズは1973年に日本テレビ系で放送されています。番組は好評でしたが、制作会社の込み入った事情があったようで、半年で打ち切られました。その後は再放送されていたそうですが、1979年にテレ朝で再スタートする時点で、旧作は所謂「黒歴史」化されて、存在すら公言されない幻のアニメになってしまいました。

2クール放送されたうちで、当初ドラえもん役を演じていたのは富田耕生さんでした。『ゲッターロボ』の早乙女博士、手塚作品のヒゲオヤジ、『銀河英雄伝説』のビュコック提督などが代表的なキャラクターでしょうか。この辺りは外見が何となく似ていますよね。詳しくは別の機会に譲るとして、とにかく最初のドラちゃん声優さんは男性でした。後半13話では野沢雅子さんに交代していて、そちらは再放送不可の割には知られていると思います。

後年の大山さん主演版で長年レギュラーを務める事になる声優さんも登場していました。小原乃梨子さん(のび太)は彼のお母さん役、肝付兼太さん(スネオ)がジャイアン役で出演していた実績があります。詳細はネット検索で色々調べられるので、この先は皆さん御自身でお確かめ下さい。問題なのは、実は最初のアニメが封印された頃には生まれていなかった人間に、ドラ=野沢さんだという記憶が残っている点にあります。

この記事を読んで下さっている中にも、1970年代末以降の生まれなのに、野沢雅子さん演じるドラえもんを思い出せる方がいらっしゃるのではないですか? タイトルに記した通り、私永岡もその1人に入ってしまいます。先述したように、日テレ版は存在しない扱いにされた為、私が子供の頃に視聴出来たのは、当時放送されていた大山のぶ代さん主演のテレ朝シリーズだけだったハズなのに、何故か野沢さん版を記憶しているのです。

打ち明けてしまうと、今日たまたま調べてみるまで私は何の疑問も持っていませんでした。自分の幼い頃から少し年齢を重ねるまでの間に、ドラ役の声優さんが交代したと信じ込んでいたからです。しかし実際には全く別の会社による、後に封印されたシリーズであり、長期に亘った大山ドラと並行して放送されていた事実は無いのです。

つまり私は何かの機会に知った「野沢雅子さんがドラ役だった事がある」という情報と、実際に視聴した『ドラえもん』や野沢さんの声を合成して、自分の意識の中で記憶を作り上げていたのでしょう。或いは昔のアニメを紹介する企画番組があって、その時に野沢さん版が断片的に放送されたのかも知れません。それにしても、その旧作の『ドラ』を自分で観ていた事にはなりませんよね。

私の得意分野、いや、こんな勘違いを自覚していて得意は不当表示と指摘されそうです。とにかく、好きなアニメの分野から例を挙げましたが、皆さんも良〜く資料と照らし合わせてみると、ありえない偽の記憶が見つかるのではないでしょうか。自分で思い込んでいたり、私が多分そうであるように作り上げていたり、又は周囲の人から繰り返し言われて刻まれた「嘘の記憶」の存在。何かの拍子に気付くと、きっと驚きに変わると思います。

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2008/05/12 (Mon) 12:13
2日遅れのお祝い⇒全然出来ていません

こんにちは、永岡ともよしです。2日遅れになってしまいましたが、5月10日は私のお友達で相互リンクをお願いしている「Largo」の管理人、ユウさんのお誕生日でした。いつもプロフィールを見ているにも関わらず、当日は完全に忘れていた事を正直に告白しておきます。ゴメンナサイ。来年はもっと忙しくなって私の相手などしてもらえないかも知れないので、しっかりと気持ちだけは込めておきます。17歳おめでとうございます。

ここから改めて今回の本題に入ります。ブログを運営している皆さんには、きっと其々に目的というか、自分なりに設定しているブログ活動上の目標があると思います。私が目指しているのは、「永岡ともよしのブログ」を知ってもらう事が切欠になって、(1)その人が少しでも長くブログを続けていけるようお手伝いする、(2)立ち寄ってくれた人同士の相互交流が始まる、こんな辺りでしょうか。

(1)の方は私なりに頑張っているのですが、何しろ未熟者ですので中々実効力が伴って来ません。私の拙い言葉から何か見出して貰えれば嬉しいと思って、また様々なブログを回るつもりです。(2)なら時々見かけられるので、これは素直に在り難く感謝しています。私のブログにコメントを寄せて下さる方々が、お互いに訪問する様子は大きな喜びです。

ただし、そう但しです、全ての前提となる「永岡ともよしのブログ」に、全然吸引力が足りません。ここに集まってもらうには、訪ねる価値が感じられなくては無意味ですが、本人の力不足で面白くないままで終始しているのが現状です。確度100%で笑えるブログや、イラストから詩歌まで管理人さんの創造性が伺える記事なら、私に限らず惹かれますよね。

ビジネス面や商品情報で独自のセンスを発揮する人や、時事の話題に鋭くコメント出来る能力も読者には魅力的です。私のブログに来ても、美しい写真や美味しい料理のレシピは載っていません。本館のアニメ記事に至っては、常道の各話レビューを一切行わない反主流派振りなので、集客能力は極めて低いのが実情なのです。

馴染んで下さった方には誠心誠意の対応を心掛けていても、それ以前に私を知ってもらえなければ、ここに居続けても役に立ちません。これは決して自分を卑下しているのではなくて、私がブログに携わる上で果たしたいと考える役割を担っていくには、もっと初めての人を呼び寄せて定着させるだけの力が必要だと思っています。その為に何をすれば良いのか、分からないのがもどかしいです。

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2008/05/10 (Sat) 20:06
新・知美日記(8):普通の日記+オマケの動画

こんばんは、永岡ともよしです。今日の記事は本当に単なる普通の日記です。オマケにニコ動を付けましたが、これも内容には関連が無くて、自分で観たかった『サクラ大戦』の名曲です。

昨日(9日)はお休みだったので、近所で買い物したりプラプラ歩いていると、背の高い小型のトラックを止めて、ちょっとした会場設営をしているお宅がありました。葬儀の準備でした。一人暮らしとはいえ生まれ育った町に住む私にとっては、歩き回れる範囲なら大抵は記憶にある家ばかりです。「あのおばあちゃん、こういう名前なんだ」 特に親しく会話した事も無かったのですが、週に何回かは見かけていた女性が亡くなった様子です。

不思議なのですが、私がもっと幼い頃も、その場所には同じ年長の女性がいたような気がします。記憶の中では、15年前、20年前も変わらない姿を近所で見かけているのです。もう挨拶を交わす事はありませんし、家は建て替えられていて、確かに時間は経過しているのですが、何故だか私には「おばあちゃん」はそのまま思い出されてしまいます。

別のお話です。その日の夕方、私は実家の父に市内通話で連絡を取りました。父の弟が病気で入院したので、連休明けに見舞った時の様子を確かめたかったからです。深刻な病状ではなく、直に退院可能との話だったので、私も安心出来ました。実はこの叔父さん、何年も音信不通だった超自由人で、入院を切欠に親戚付き合いが復活するのか、まだ少し気掛かりです。

また別の話題。先日ブログを離れていた際にも、私は新潟県に行っていました。年に数回出掛けているのですが、幾ら父の実家とはいえ珍しいのではないかと思います。これには、ちょっとした事情がありまして、あちらには跡継ぎがいないんです。つまり私と同じ世代が不在なので、現時点では選択肢の1つなのですが、将来私が向こうに移るかも知れません。そんな訳もあって、新潟行きは私自身の帰省でもあるんですよ。

止まってしまう方、ごめんなさい




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2008/05/08 (Thu) 20:04
今回の『黎明』記事は長くて読み辛いです

皆さん元気ですか! 永岡ともよしです。数日間を完全オフラインで過ごして以来、私は心身とも充実して、不安ばかりの毎日を逞しく生き抜いています。最近「黎明」に関わる機会が重なったので、そんな話題を今回は取上げる事にします。因みに夜明けとか、始まりという意味ですが記事の方には殆ど関係ありません。

宝塚歌劇・宙組公演の特集本です
Le Cing (ル・サンク) 2008年 03月号 [雑誌]Le Cing (ル・サンク)
2008年 03月号 [雑誌]

(2008/02/26)
黎明の風・Passion特集

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表紙はショウ『Passion』の1場面で、この2人がマッカーサー元帥と白洲次郎を演じるのが、お芝居の『黎明の風』です。宝塚=キラキラの王子様やお姫様だと思い込んでいる方には、絶対に想像も出来ないくらい、正面から戦後日本の再独立までを描いた骨太のドラマです。白洲役の轟悠(とどろき・ゆう)さんが小柄なのは史実に反しますが、堂々たる侍ジェントルマン振りですよ。

何度でも「伏礼を廃す」に感動です
十二国記の世界 風の万里 黎明の空篇十二国記の世界 風の万里 黎明の空篇
(2004/05/19)
久川綾 桑島法子
若林直美 他

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そして「黎明」といえば、私にとっては慶国王・陽子の初勅に圧倒される、「十二国記」シリーズの『風の万里 黎明の空』編ですね。「アンナとシャム王」から引用して、異国の女性家庭教師と新しい王様を1人に纏めたのが「十二国記」の同パートなのですが、それを知っていても陽子の演説に至る件は偉大な瞬間を生み出します。アニメ版も素晴らしいです。

あっ間違えました。今の私にとって小説やアニメで「黎明」といったら、これを紹介しなくてはいけませんね。
彩雲国物語  黎明に琥珀はきらめく (角川ビーンズ文庫 46-16)彩雲国物語
黎明に琥珀はきらめく
(角川ビーンズ文庫)

(2008/05/01)
雪乃 紗衣

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先日も発売情報を掲載した「彩雲国物語」の最新刊です。「十二国記」と並べてしまうのは、酷な扱いでしょうか。同じように国王や周囲の人々が政治に携わる姿を描いていますが、少なくとも新作に感動はありませんでした。無理に引き伸ばしている感満載で、「彩雲国」大好きになった私には相当辛い読書時間になってしまいました。

彩雲国の世界は、能力は桁違いに高いけれど稀代の変わり者、という人々が集まって構成されています。本来個性を際立たせる為の演出に過ぎない変人度が、物語を展開させる上での鍵に使われているのが、現在の彩雲国が抱える読み物としての脆弱さに直結していると思います。面白おかしい人物像が、重い足かせになって作者を苦しめているように感じるのです。

本当なら10分で到着する道程を、わざわざ遠回りして方々迷いながら、何日も使って移動している最中。「彩雲国物語」の現状は相当に厳しいと私は思います。これまでも影月くんやタンタンなど、新しいキャラクターが停滞を救っているのですから、ここは寧ろヒロインの秀麗たち主要人物を脇に移して、各エピソード毎に別の主役を立てる事も必要ではないでしょうか。

私にしては過激に批判的な文章なので、他の彩雲国ファンからの猛反撃は覚悟しています。あえて全ての想いは記事にしていませんので、皆さんと言葉のやり取りが出来るのであれば、その過程で更に明らかにしたいと思います。

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2008/05/06 (Tue) 23:01
懲りもせずに舞台の話−『ラ・マンチャの男』

御機嫌如何ですか、永岡ともよしです。いつも皆さんに無視されている舞台関連の記事ですが、それでも書かずには済ませない私永岡は、懲りもせずに『ラ・マンチャの男』を取上げる事にしました。松本幸四郎さんの舞台は、歌舞伎も楽しんだ経験がありますが、何を演じさせても華のある人は違うと溜め息が出てしまいます。同世代の歌舞伎役者さんでは、一番は仁左衛門さんだと思いますけどね。

『ラ・マンチャの男』1000回公演記念写真集“見果てぬ夢”を抱いて

東京だと4月末まで帝国劇場で上演されていた『ラ・マンチャの男』は、ブロードウェイでは1965年に初演されたミュージカルです。9代目・松本幸四郎さんにとっても約40年に亘って演じてきた作品で、1人の主演者による海外ミュージカルとしては、最多上演記録を更新(4月15日で1100回)し続けています。

これほど永く愛されてきた『ラ・マンチャの男』ですが、それでは誰にでも分かり易い作品かと問われれば、実は即座に「否」と答えざるを得ません。セルバンテスの書いた原作自体が、老郷士キハーナと彼の抱く幻想中のドン・キホーテが絡み合う、多少複雑な物語なのに加えて、実はそのまま舞台化されている訳ではないのです。

教会を侮辱した罪で投獄されたセルバンテスが、裁判を迎えるまでの間に他の囚人達と獄中で演じる劇中劇として、キハーナとドン・キホーテのお話が展開されていきます。しかも、最初と最後だけセルバンテスが登場するのではなく、舞台上での現実と劇中劇の間で、頻繁に行ったり来たりを繰り返すのです。芝居慣れしていない人には苦痛かも知れませんね。

ラ・マンチャの男ラ・マンチャの男
(2004/08/04)
オリジナル・ブロードウェイ・キャスト盤

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もちろん、こうして紹介しているくらいですから、私は『ラ・マンチャの男』を高く評価しています。古き佳き時代のミュージカルほど優雅ではなく、『ウェストサイド』の斬新さもありません。ロイド・ウェバー以降の近代作品に比べれば、音楽的に物足りない「歌入り芝居」に過ぎないとも思います。しかし、この作品には「見果てぬ夢」と不朽のテーマがあるのです。

初めは作家セルバンテスを物珍しさだけで邪険に扱っていた囚人達が、キハーナ=キホーテの姿に感銘を受けて、裁判へと向かうセルバンテスを熱い共感を持って見送る終結部には、人生への希望を失わない強い意思が湧き上がります。手の届かぬ星であっても、自分が正しいと信じる世界を目指して、勇気と共に求め続けたいと私は願っています。

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2008/05/05 (Mon) 17:21
お休み中も感謝+見方を変えて(今日は堅い話です)

大型連休を如何お過ごしですか。永岡ともよしです。5月2日の朝にPC前を離れてから、今日5日の昼過ぎまで完全にオフラインで生活していました。睡眠時間もタップリ確保出来たので、精神面だけでなく体力的にも具合は相当良い方向に変わってきています。私の連休中も毎日50名前後の方々にお越し頂いていたようで、改めて感謝いたします。

今回は最近掲載した記事に関連して、少し別の見方をしてみようという試みです。先日の大阪頑張れ記事からの流れで、東京が広い地域の中心になっている現状について、もう少し私の考えを記してみます。時々ブログにも書いていますが、私の父が新潟県出身なので、特に長期の休み後などは学校時代や職場でも新潟絡みの会話を経験してきました。

その際に頻繁に登場したのが、上越新幹線や高速道路は昔の新潟県選出国会議員の強引な誘導によるもので、他県に比べて優遇され過ぎだ、との論調でした。確かに無理して早く家を出なくても、ここ(東京都多摩地区)から父の実家まで、午前中には移動出来てしまうのですから、便利にはなっていますよね。

でも実際に向こうに行ってみると、東京への一方通行の感じが否めません。新幹線等で首都圏から大勢がお金を落としに来てくれる訳ではなくて、寧ろお芝居やコンサートに出掛けよう、東京ディズニーリゾートに遊びに行こうと、新潟の人たちが吸引されているだけのように感じられます。新潟が優遇されたのではなく、東日本の中心としての東京を固める為に、高速交通網は築かれたと感じるのです。

新潟や隣接県が経済的に強くなれば、東京とは双方向での行き来となるのでしょうが、朝鮮半島や中国・ロシア極東地域との交流が本格化していない現状では、人間が首都に集められるだけで終わってしまいます。数十年前の建設当時は土建屋さんが儲かったのでしょうが、現在では新潟に利益は齎されていません。

別に新潟に限定した事柄ではなくて、大陸との間で人や物資が活発に動くとすれば、地理的には東北から北陸の都市が日本側の玄関口になるハズですが、果たして東京の役人さんに理解されているのか甚だ疑問です。日本海沿岸に幾つか核となる拠点が生まれるのではなく、単なる通過点として更に東京一極集中を加速させるだけではないか、そんな心配が消えません。

東京の便利さ・快適さを享受して育ってきた私が主張するのは変かも知れませんが、もう首都圏だけが肥大化するのは止めにしませんか? 今の世の中で仙台や大阪から独立への狼煙なんて上がりはしないのですから、何でも東京に吸い寄せて、文化は東京から下るばかりの一方通行は避けて、互いに価値を認め合える地方同士になれたら嬉しいと思います。

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2008/05/03 (Sat) 19:20
創造と想像−ブログ名の解題もどき

皆さん如何お過ごしですか、永岡ともよしです。先日、もう何ヶ月もお世話になっているキクチさんのブログで、そこに在り続けるのは庭石だとあるのを読んで、あくまでも冗談でブログ名を「庭石くんの日記」に変更しようかと書いてコメント投稿してみました。それに対するお返事で、キクチさんに美しいブログ名を変えないで欲しいと書いて頂いたのですが、私は恥ずかしいばかりでした。

「穏やかに日々××」の並びは確かに品があって、何だか思慮深い人物の落ち着きのある横顔が浮かんで来るようです。しかし「創想」は美しさに欠けると思いませんか? 皆さん当然お気付きの事でしょうが、由緒正しい出典など持たない単なる造語ですので、他所で使うのをお奨めできない言葉なのです。

試しに検索してみたら、私以外にも使用例はあるようですが、本館とコチラの名称が3ページ目とか4ページ目に登場していたくらいなので、一般的な単語とは呼べないと思います。と言うより、実はブログ名を決めた時点では完全に自分オリジナルで、世界の何処でも使われていないと信じていました。「創想」と縁のある方は、或いは私永岡も知り合いの誰かだと疑っておいでかも知れませんね。

検索結果によれば、慶應義塾大学理工学部の校舎で、創想館と名付けられた比較的新しい建物があるそうです。創造と想像の精神を大事にする・・・などと謳っているのでしょうか。私本人は慶應さんとは無縁な人生を歩んでいるのですが、こんな小人物が思いつきで使っているブログ名と同じだと分かれば、発案者さんは酷くガッカリするのでしょうね。

突然ですが、現在「裏らかに日々創想」と名乗っている本館ブログは、2つ前の名称が「永岡ともよし再燃」でした。当時を御存知の読者さんは、もう1人か2人しか残っていないでしょうね。再び燃えるなんて力み過ぎの名前に比べたら、やっぱり「日々創想」は頭も良さそうですし、格調高さも少々滲ませていて、我ながら大正解だったと思えてきました。最初から変更するつもりは無いのですが、今後も当分このブログ名でお付き合いをお願いする事になりそうです。

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2008/05/01 (Thu) 22:57
好きな事は声を大にして叫びましょう

いきなり白黒写真で失礼します。こんばんは、永岡ともよしです。最近お世話になってばかりの痛人害骨さんのブログで、”ネイチャーボーイ” リック・フレアー引退の話題を熱く熱く取上げているのを読んで、私は捻りを加えて先代を紹介してみる事にしました。1978年、当時売り出し中だった新鋭プロレスラーのフレアー選手をPRする為に、対戦も実現された往年の大スターです。

皆さんは、この写真の男性を御存知ですか? 彼の名はバディ・ロジャース (Buddy Rogers 1921−1992)、プロレスラーです。
buddy rogers

如何にも事情通を装って書き始めてはみましたが、実は元祖ネイチャーボーイは来日していません。力道山時代には本場アメリカで大人気だったロジャースを呼ぼうと努力したようですが、残念ながら日本での試合は実現しなかったのです。しかも1940年代から60年代初頭に活躍したレスラーなので、その試合振りを私は知りません。

しかし、「足4の字固め」とか「アトミックドロップ」なんて技の呼び名は、良く覚えておいでの方も多いに違いありません。それらを得意にして定着させたレスラーこそ、このバディ・ロジャースだったのです。彼のファイトスタイルが余りに魅力的だった為に、その後継者を目指すレスラーが続きましたが、最大の成功例がリック・フレアーでした。

フレアーについては、痛人害骨さんのブログで語られていますので、そちらをお読み下さい。突然のプロレス話、しかも白黒時代で皆さんビックリでしょうが、今回私が伝えたいのは自分が愛する物を熱く紹介できる事の素晴らしさなのです。痛人害骨さんの燃えるような想いに動かされて、私は遠く記憶に残っていたロジャースの記事を書こうと思い立ちました。

好きな音楽や小説、アニメ、スポーツ選手など何でも構いません。その気持ちを大きな声で伝えて下さい。あなたの言葉に心を揺さぶられて、今度は自分の中に隠していた感情を溢れ出させる人が、きっと現れると思います。誰かの賛同を得ようなんて考えなくていいんです。例え興味の対象や立場は違っていても、その熱い叫びを受け止める誰かは必ず待っています。


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