こんにちは、永岡ともよしです。本題とは無関係に私の失敗談から始めます。先日のお休みに新しい剃刀を使って顔剃りしてみました。綿毛みたいに伸び放題の人もいますが、私はちゃんと手入れを欠かさないように注意しています。良く剃れて快調なんて喜んでいると、いつの間にか肌の感覚が怪しくなって、気が付けば剃刀に血が! リアルライフで私を知っている人は、何か変だと思っても優しくスルーして下さるようにお願いします。
さて今回の記事では、数多いミュージカルの中で映画版も成功した事で知名度の高い『マイ・フェア・レディ』について、少し偉そうに語ってみようと考えています。これだけの有名作であり、しかも当時を知る人が相当な比率で残っている1960年代の映画化にも関わらず、間違いや勘違いの類が広まっているらしいので、その歯止めに繋がる事を願って、このブログを活用してみましょう。
1938年日本劇場未公開作品だそうです英国の作家バーナード・ショウによる戯曲『ピグマリオン』は、20世紀の初めに舞台で初演されて以降、多くの作品の基礎を担って来ました。第2次大戦前にはL・ハワードがヒギンズを演じて映画化された他、戦後には幾つもの戯曲や小説と同じように、ミュージカルに姿を変えて演劇・映画ファンの前に登場する事となりました。
映画の全米公開は1964年でした今回は映画の内容紹介が目的ではないので、詳しい御案内は省略します。DVDは手軽に入手可能ですし、TVでも繰り返し放送されているので、どなたでも気軽に楽しめる身近な名作映画です。ただし本編の時間が長いので、ゆとりを持って途中に休憩でも入れながら鑑賞して下さい。では早速問題の間違いチェックに移りましょう。
(1)ミュージカルの楽曲を書いたのはアンドレ・プレヴィン
脚本と作詞を手掛けたアラン・ジェイ・ラーナー、作曲はフレデリック・ロウの名コンビが実際の作者です。ハマースタインとロジャース程には多くの作品は残っていませんが、『ブリガドゥーン』や『キャメロット』などのタイトルは、ミュージカル志向の映画ファンには知られていると思います。因みにプレヴィン氏は映画の音楽監督で、それが間違いを生む原因になったのでしょうね。
(2)オードリーの歌を吹き替えたのはジュリー・アンドルース
これも原因は簡単です。1956年初演のブロードウェイ版でヒロイン・イライザを演じて、大成功を収めたのがジュリーさんだからですね。実際に映画で吹き替えを担当したのはマーニ・ニクソンだと明らかになっています。この方は、『王様と私』『ウェストサイド物語』でもデボラ・カー、ナタリー・ウッドの歌を肩代わりしていて、ハリウッド最高の見えないミュージカルスターだったのです。
『マイ・フェア・レディ』に関しては、日本版を観劇した思い出や、何本もの往年の作品を結び付ける因縁話など、書きたい事柄が沢山残っているのですが、目的に反するだけでなく長くなってしまうので、今日のところは2つの間違いをお知らせして仕舞っておきます。もし私が持ち前の忘却力を発揮しなければ、また別の機会に続きのお話を始める事にしましょう。
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